いつも弊社をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

介護保険制度が2000年に施行され、障害福祉制度が2003年に施行されました。これらの福祉制度は、高齢者や障がいのある方々にとって必要不可欠なサービスとなりました。それに伴い、支援事業者の数も増え、支援体制も大きく変化しています。

私が福祉業界に足を踏み入れたのは、2018年に高齢者や障がい者のケアのアルバイトを始めたことがきっかけでした。そして、2002年に起業し、2003年から福祉事業を開始しました。「生きるとは何か」を深く考え続けることが、私が福祉を行う一番の理由だと改めて感じています。

弊社は、「自分らしく生きること」のお手伝いをコンセプトに、高齢者から障がいのある子どもまで、ご利用者様に寄り添ってまいりました。大きな転換点となったのがコロナ禍でした。エッセンシャルワーカーとして、どのような状況でもご利用者様を最優先にすることが私たちの責任です。直接支援が基本の業務においては、在宅ワークなどの選択肢がなく、スタッフはその責務を果たしてくれました。この出来事は「生きるとは何か」を深く考える機会となりました。

昨今、日本の人口に占める障がい者の割合が増加しています。その理由の一つに、起業時にはあまり知られていなかった「発達障がい」という障がいが増え、その二次障害として精神障がいも増加していることがあります。私たちは、これに対して何ができるかを考え、障がいのある方へのケア事業と併せて、障がい者の理解を促進し、誰もが等しく働ける社会を創ることに寄与したいと考えています。

弊社の名前「リブート（Reboot）」は、人生の再スタートを象徴しています。どんな状況でも、自分の持っている無限の可能性を信じて進むことで、想像を超える能力が発揮できることに気づき、未来が明るく開けると確信しています。そして、自分らしく生きることが人間本来の生き方だと信じています。

創業時から変わらず、私たちの使命は、みんなが自分らしく輝く人生を創るお手伝いをすることです。
今後も「福祉を通して、みんながしあわせでゆたかなつながりのある社会の実現」を目指してまいります。

これからも変わらぬご支援とご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

株式会社リブート
代表取締役　真田明子